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お墓選びのまめ知識【05】

「墓じまい」と「合葬式墓地」の関係について

近年、「墓じまい」や「合葬式墓地」(永代管理)という言葉を耳にしませんか?

「墓じまい」とは「お墓を建てること」と相反する言葉で、既存の墓所を霊園に返還するという意味です。そして、墓じまいの後、お骨をそのままにはできませんので、墓所を必要としない「合葬式墓地」や墓所面積の小さく使用料の負担が少ない「小さなお墓」、または自然の木々と一体の「樹木葬」などにお骨を改葬し、永代管理を行っていくというものです。

この「墓じまい」、近年の社会的な背景から出てきた言葉で、

  • 墓所の管理・維持費の継続支払いが困難になる前に状況を変えたい
  • 承継者(お墓を継ぐ人)がいない夫婦だけの世帯、または子供たちに将来費用面で負担をかけたくない

といった時代の変化、多くの方の要望から生まれた言葉であるといえます。

さて、お墓には維持・管理費が必要です。墓石を建立して終わりではありません。新しく墓石を建立したり、先祖代々のお墓を引き継いだ後、それを維持し続けることが必要になります。

ところが、墓所は承継者がいないまま放置された場合や維持管理費が支払われないまま規定年数を経た場合には、墓所の管理者(霊園等)によって無縁仏として埋葬され、墓所返還の手続きが取られることになります。

近年よく目にする「墓じまい」という言葉、これは

墓所が放置状態になる前に、霊園に相談して対応策を考えてみる

という意味です。

その際、一つの方法として、「合葬式墓地」を活用するというのが一般的な流れになりますが、その過程において、すぐには合葬式墓地には埋蔵せず、別の埋蔵のカタチを望む声も聞こえます。

別の埋蔵のカタチとしては、例えば、近年、新しく出てきた「北摂の小さなお墓」のように墓所面積が小さく、管理維持費が契約時のみの一度で完結する墓所などは、「墓じまい」してすぐに「合葬式墓地」へ改葬というのでではない、新しいお墓のカタチ、持ち方として位置づけることができます。

それは思うに、お墓という目の前に形があることで、故人や先祖を標榜でき、気持ち的にも「会いに来た」というように、安心できたり、相談したり、語りかけたり、そういう心を通わせることができるカタチとしてなくてはならないもの、大切なものが必要であるからだと思います。

もし短絡的に、費用の面や承継の面だけを解決するのであれば、ご要望としての「小さなお墓」や「樹木葬」などの新しいタイプのお墓は、生まれてはいなかったでしょう。

大阪北摂霊園の開門時間は、9:00~17:00です。故人にお会いしたいときにはいつでも当霊園へお越しください。職員一同、お待ちしております。

次回は、「無縁仏にはなりたくないけど、合葬墓よりまずは、お墓に埋葬したい」をお伝えしたいと思います。

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